松村顕彰会は、郷土の偉大な政治家 松村謙三先生のすぐれた業績を讃えようと生前の昭和45年に設立された「松村謙三先生顕彰会」に始まります。
顕彰会では設立記念事業として、記念会館の建設、記念公園の造成、胸像の建立することなどがあります。その費用は本会の浄財(寄付金)などで賄われています。
先生は衆議院選挙に連続13回当選され、その間厚生大臣、農林大臣、文部大臣を歴任され、清廉潔白な政治姿勢を貫き、戦後の農地改革や日中友好に尽力され、昭和46年8月21日 88歳の長寿を全うされました。
とくに中国に関しては、日中国交回復の実現のために昭和34年から45年までに5回にわたって訪中し、当時の周恩来首相ら要人と会談を持ち、47年の友好条約締結の礎をつくられました。
中国では「中日友好の井戸を掘った恩人」として、今でも松村先生を讃えています。北京にある「中日友好協会」では、松村謙三顕彰会を大切な賓客として、殆んど毎年のように顕彰会の訪中団を受け入れています。
本会は松村謙三先生の遺徳を偲び、永くその業績を継承することを目的とし、次の事業を実施します。
(1)講演会、座談会、映写会の開催
(2)児童、生徒向けの副読本や著作物の発刊
(3)『松村記念館だより』の発行
(4)訪中団の派遣事業
(5)各種資料(書簡、写真、遺墨、記事、記録集など)の収集
希望される人は、福光福祉会館の窓口で受付けます。
年会費として1,000円の納入をお願いします。